tee
teeは、画面出力とファイル出力を同時に行うコマンドです。
構文
- (構文)
- tee [オプション] <ファイル名>
オプション | 説明 |
---|---|
-a | ファイルに追記する (デフォルトは上書き) |
-i | [Ctrl]+[c]で終了不可とする |
サンプル
文字列「hoge1」を画面とファイル「aa.txt」にき出力する(ファイルは上書き出力)
$ tee aa.txt
hoge1
hoge1
^C
終了させるには、[Ctrl]+[c] を押します。
文字列「hoge1」を画面とファイル「aa.txt」に出力する(ファイルは追記出力)
$ tee -a aa.txt
hoge1
hoge1
^C
[Ctrl]+[c]のキー入力も出力する
$ tee -i aa.txt
hoge1
hog1
^C ← [Ctrl]+[c]を入力しても終了しない
終了させるには、[Ctrl]+[z] で中断させてから該当プロセスをkillします。 (↓参照)
-iオプションで実行したteeコマンドを終了させる
$ tee -i aa.txt
hoge1
hog1
^C
^Z ← [Ctrl]+[z]で中断
[1]+ Stopped tee -i aa.txt
$ ps ← psコマンドでプロセス番号を確認する
PID TTY TIME CMD
12759 pts/0 00:00:00 bash
12787 pts/0 00:00:00 tee
12788 pts/0 00:00:00 ps
$ kill 12787 ← killコマンドでプロセスを終了させる
備考
- 終了させるには、[Ctrl]+[c] で終了できます。
- -iで実行した時に終了させるには、[Ctrl]+[z] で中断させた後、プロセスをkillします。