nl
nlは、行番号付きでテキストファイルを表示するコマンドです。
構文
- (構文)
- nl [オプション] <ファイル名>
オプション | 説明 |
---|---|
-i 数値 | 行番号の増分を指定する 例)-i 2 ⇒ 1,3,5,7... |
-w 数値 | 行番号を表示する領域の幅を指定する 例)5桁に設定 ⇒ -w 5 |
-n ln|rn|rz | 行番号の表示形式を指定する (ln:左揃え、rn:右揃え、rz:右揃え&ゼロ埋め) |
-s 文字列 | 行番号の後ろに指定した文字列を表示する |
-bt | 空行以外に行番号を振る(デフォルト) |
-ba | 空行も含め全ての行に行番号を振る |
-bp文字列 | 指定した文字列を含む行のみ行番号を振る |
--help | コマンドのヘルプを表示する |
--version | コマンドのバージョンを表示する |
サンプル
行番号を3桁かつ、左ゼロ埋めで表示する
$ nl -w 3 -n rz test.txt
001 aaa
002 bbb
003 ccc
行番号の最後に':'を付けて表示する
$ nl -s : test.txt
1:aaa
2:bbb
3:ccc
「HOGE」を含む行のみ行番号を振る
$ nl -bpHOGE test.txt
備考
- nlコマンドは、number linesが語源です。