tail
tailは、テキストファイルの末尾部分を表示するコマンドです。
構文
- (構文)
- tail [オプション] <ファイル名>
オプション | 説明 |
---|---|
-c バイト数 | ファイルの末尾から指定したバイト数表示する |
-f | ファイルの追記を監視する |
-n 行数 | ファイルの末尾から指定した行数表示する |
-q | 末尾を表示する時、ファイル名を表示しない |
-v | 末尾を表示する時、同時にファイル名も表示する |
サンプル
test.txtファイルの末尾を表示する
$ tail test.txt
拡張子が「.txt」のファイルの末尾を表示する
$ tail *.txt
test.txtファイルの末尾3行を表示する
$ tail -n 3 test.txt
hoge.logファイルを監視する
$ tail -f hoge.log
監視ファイルに文字が追加されるとリアルタイムに表示されます。
監視状態から抜けるには、[Ctrl]+[c]を押します。
備考
- tailは、「tail:末尾」という英単語が元になっています。
- デフォルトでは末尾10行が表示されます。
- ファイル名の指定には、*(ワイルドカード)も使用できます。
関連項目
- tail:ファイルの先頭部分を表示する