alias
aliasは、コマンドに別名を付けるコマンドです。
構文
- (構文)
- alias [オプション] [コマンド別名[=コマンド]]
オプション | 説明 |
---|---|
-p | エイリアスの一覧を表示する(指定しなくても同じ) |
サンプル
登録済みの別名を一覧表示する
$ alias
alias cp='cp -i'
alias egrep='egrep --color=auto'
alias fgrep='fgrep --color=auto'
alias grep='grep --color=auto'
alias ll='ls -l --color=auto'
alias ls='ls --color=auto'
alias mv='mv -i'
alias rm='rm -i'
「alias -p」でも同じです。
コマンド「cal 2018」を別名「c」で登録する
$ alias c='cal 2018'
備考
- aliasは、「alias:別名」という英単語が元になっています。
- 既に登録されている別名で新たな別名を登録すると、上書きされます。
- aliasで登録した別名はログアウトすると無効になります。
ログアウト後も有効にしたい場合は、「~/.bashrc」ファイルにviエディタ等でaliasコマンドを追記すればOKです。 - 別名を削除したい場合は、「unalias」コマンドで削除できます。
- コマンド実行時にエイリアスを無効にしたい場合は、
コマンドの先頭に「\」or バックスラッシュを付けて実行すればOKです。
(例)\cp -f aa.txt hoge