Linuxコマンド虎の巻

ユーザとグループ

linuxのユーザとグループについてです。

ユーザ

Linuxのユーザには大きく分けて2つのユーザがあります。

ユーザの種類メモ
システム管理者
(root)
システムを管理する人用ユーザで、基本的に全ての操作を行う事ができます。 システムの重要なファイルを編集したり削除したりすることもできるため、システム管理者ユーザでのログインは注意が必要です。
一般的には「ルート」とか「スーパーユーザ」と呼ばれることが多いです。
一般ユーザシステム管理者以外の一般的なユーザです。通常はこのユーザで操作します。

ユーザに関連したコマンド

  • useradd ユーザーを作成する
  • userdel ユーザーを削除する
  • usermod ユーザーを変更する

グループ

Linuxにはユーザをまとめて管理するグループという仕組みがあります。

グループを作成して、そのグループにユーザを所属させることができます。

同一グループのユーザは、グループ所有のファイルやディレクトリにアクセスさせることが可能です。

ユーザは複数のグループに所属させることも可能です。

ユーザ作成時にグループを指定しない場合は、ユーザ名と同じグループに所属となります。

ユーザは複数のグループに所属できる

グループに関連したコマンド

  • groupadd グループの追加を行う
  • groupdel グループの削除を行う
  • groupmod グループの変更を行う
  • groups 指定したユーザの所属グループを表示する