Linuxコマンド虎の巻

dirs

dirsは、記録されているディレクトリ履歴の一覧を表示するコマンドです。

構文

(構文)
dirs [オプション]
【オプション】
オプション説明
-c履歴をクリアする
-l長い形式で表示する
-p履歴を1行単位で表示する
-v履歴を1行単位で表示する(履歴番号も表示する)
+n履歴の左からn番目の履歴を表示する
(nは0から数える)
-n履歴の右からn番目の履歴を表示する
(nは0から数える)

サンプル

履歴の一覧を表示する

$ dirs ~/dir2 ~/dir1 ~

履歴の一覧を長い形式で表示する

$ dirs -l /home/taro/dir2 /home/taro/dir1 /home/taro

左から2番目(n=1)の履歴を表示する

$ dirs +1 ~/dir1

履歴を1行単位で表示&履歴番号を表示する

$ dirs -v 0 /home/taro/dir2 1 /home/taro/dir1 2 /home/taro

履歴をクリアする

$ dirs -c

関連項目

  • pushd:移動履歴を残しつつカレントディレクトリを変更する
  • popd:pushdコマンドで残した履歴のディレクトリへ移動する
  • dirs:記録されているディレクトリ履歴の一覧を表示する